音の本質を追求した
トランス+バッファのアクティブDI
D.I.とはなにか
DIは楽器や機材のアンバランス信号(一般的なシールドケーブル方式)を、ミキサーが受ける事の出来るバランス信号(マイク等に使われる3ピンキャノン方式)に変換する為の機材です。
バランス信号は長いケーブルでも音質を維持でき、ノイズにも極めて強い利点を持ちます。
良いD.I.の追求
いかに楽器の音の魅力をミュージシャンから離れた場所にあるミキサーへ送り届けるか。
そのDIに求められる本来の目的を追求するためにNew Old-D.I.は設計されました。
TRIAL独自の回路設計
出力部にはバランス変換動作と相性が良く、楽器の生々しさを表現しやすいトランスを採用しました。そして、そのトランスの魅力を最大限に引き出すためのバッファアンプが内蔵されています。
バッファ部にはヘッドフォンアンプの回路としてその音質が評価を受ける”電流帰還方式”を応用した設計を採用しました。
その独自のバッファによりトランスの分厚さや奥行きに加え、トランスが本来併せ持つ繊細さも最大限に引き出しています。
古き良きトランスと、新しく研究されたバッファ。
DIの本質を追求しNew Old-D.I.は完成しました。
ミュージシャンが使うことを前提とした仕様
New Old-D.I.には2台の出力トランスが内蔵されています。1つはDI用、もう1つはBUFFERED OUT用です。全く同じトランスを内部で2台使用することにより、BUFFERED OUTはバランスアウトと全く同じクオリティの信号を出力します。
ミキサーだけでなくアンプへもNew Old-D.I.のサウンドを送り込む事が出来ます。
電源はファンタム、9~18Vアダプター、9Vバッテリーの3way対応。
待機時は0.4mAの低消費電流動作で、アルカリ電池使用時の電池寿命は約400時間。
音質の根本を良くする為に
New Old-D.I.が追求する音は、特別な何かを加えるようなものではなく、ナチュラルさや生々しさを大事にした、楽器や弾き手の個性が表れる音です。
アクティブ方式を採用し、楽器や機材との相性を選ばない設計となっておりますので、
パッシブベースはもちろん、アクティブベース、アコースティックギター、シンセサイザー等様々な楽器で、ライブやレコディング等様々な場所でお使い頂ければと思います。
Controls:
GROUND LIFT
PAD
Jack:
Input
Balanced Output
Buffered Output
Through Output
Power:
9V battery
Standard center negative 9~18V DC supply
Phantom power
Current draw:
0.4mA
Price: open